ワインを思う存分楽しめるワイナリーが新潟にあります

かねてより興味があって、一度訪れてみたいと思っていたワイナリーに行ってきました。

場所は新潟県新潟市。カーブドッチワイナリーです。
新潟市中心部から車で1時間弱の砂丘地帯に、葡萄畑、醸造所、レストラン、カフェ、マルシェ、スパ、ホテル、ベーカリー、ソーセージ工房などがあり、年間30万人も集める人気のワイナリーです。

ここを作ったのはワイン醸造家の落 希一郎氏。

落氏のカーブドッチのコンセプトは、ここで作ったワインを流通にのせ東京で売るのではなく、東京からワインを買いにきてもらうというものでした。そしてカーブドッチを思う存分ワインを楽しめる場所にすること。敷地内の様々な施設やイングリッシュカーデンなどは、すべてワインを楽しんでもらうためのものなのです。

秋田市から車で約5時間。まだ高速道路がつながっていないので、新潟はなかなか遠いところです。
訪れたのは月曜日、休日明けということもあって、のんびりとしたヨーロッパの田舎を思わせる雰囲気が素敵でした。ワイナリーを散策し、ワインを楽しみ、スパに入って1泊してきました。

ところでカーブドッチの取り組みの中で興味深いのが醸造家養成の仕組みです。
実はカーブドッチワイナリーに隣接する場所には、現在4件のワイナリーがあります。これらのワイナリーはカーブドッチのワイナリー経営塾を終了した方々が、独立して立ち上げたものです。
それぞれの葡萄畑をもち、栽培している品種もそれぞれで、いずれのワイナリーも固定的なワインを作っています。

今回そのうちの一つドメーヌショオというワイナリーを営む小林英雄さんとお話する機会を得ました。小林さんは、できるだけ自然な栽培のぶどう、自然な醸造でワインを作っています。ワインを試飲させていただきながら、ワインにかける思いやこだわりをお聞きしました。
その熱い思いに接して、同じものづくりに携わる者として元氣をいただいてきました。

ネット販売などで、どこでも手軽に世界中のワインが買える時代となりました。
そんな中でも、ここでしか買えない。そしてそれが、丹精込めたワインを思う存分楽しんでもらいたいという思いをベースにしていることで、他にはない魅力を生み出し、多くの人を魅了しています。

カーブドッチはなかなかに気付きの多い場所でした。

ちなみにカーブドッチを作った落希一郎氏は、現在はここを離れて北海道余市でオチガビワイナリーを設立、あたらしいワイン造りに取り組んでおられます。今後の落氏にも注目です。

投稿者プロフィール

株式会社きれい 代表取締役 柴田幸治
大手光学機器メーカー勤務後、経営コンサルタントとして2000年に独立起業。
旺盛な好奇心とちょっと変わったアイデア、幅広い人脈で、販売数100万個を超えるヒット商品や、海外のコンテストで世界一を獲得した商品などをプロデュース。
4つのきれい(くらし・かんきょう・からだ・こころ)を基にした独自のメソッドで、企業のCSR・商品開発・マーケティングを支援しています。

NPO法人ウルシネクスト理事長