森の中の演奏会-自然の音と楽器演奏の素敵なハーモニー

株式会社和える代表の矢島里佳さんに誘われて、森の中へ。

矢島さんは日本の伝統を次世代につなぎたいという思いをもって大学生の時に起業し、現在は政府の委員も務めるなど全国を股にご活躍中です。

そんな彼女が作ろうとしているのが自然と調和した里山テーマパーク。秋田県五城目町の地元の方や都会から同町に移住された方たちと共に、この素敵な夢を実現しようと取り組まれています。漆も植えたいという話もあり、私もこの夢に乗った!と仲間にしていただいたのです。

今回は「森の中で演奏会するので来ませんか?」というお誘い。森の中?演奏会?よくわからなかったけど、体験したことがないし面白そうなのででかけて来ました。

廃校となった小学校のグランドに集合し、そこから車でちょっと移動した所が目的の森。地元の方々や移住された方々など大人と子供十数人と共に森の中へ。真夏なので入念に虫除けをスプレーしました。立派な秋田杉が林立する中にみんなでブルーシートを敷いて即席のコンサート会場が出来上がりました。

今回演奏くださるのは移住された方で、楽器はバイオリンです。

木々の間に流れるバイオリンの音色はとても心地の良いものでした。コンサートホールで聴くバイオリンも素敵ですが、自然の森の中で聴くバイオリンは、実にやさしくやわらかでした。バイオリンの音が木々と共鳴している感じがします。

面白い発見もありました。

私は途中でふと、ちょっと離れた場所ではどのように聴こえるのかなと思い、演奏場所から離れてみました。音は小さくなっていきますが、遠くから聴こえてくる音が森全体に広がっている感じもとても心地よく、近くで聴くのとは違う面白さがあります。

それと演奏している姿が見えないほど離れてみると、今度は音色が聴こえてくる方向に近づきたいという気持ちが強くなります。何かとても楽しい場所が音のする方向にある、そんなワクワクした感じとでもいいましょうか。

森の中は風の音、木々の枝が擦れ合う音。葉が落ちる音。鳥の鳴き声。虫の音。いろいろな音が混ざり合った音が聴こえます。まさに自然の音のオーケストラ。

建物のコンサートホールは静かな場所ですが、森の中はこうした自然の音が奏でられている所です。森の中のコンサートは自然の音と楽器の演奏とのハーモニーとなり、いつもとは違った音楽の楽しみ方や効果が生まれますね。

自然と調和するとそこに素敵な価値が生まれる、自然と共生した持続可能な社会を作っていく上で重要なヒントを気づかせてくれた機会でした。

株式会社和える

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