一流を知る努力が地方企業を成長させます

インターネットや物流インフラの整備などで、地方の企業でも都会や全国を相手にビジネスを展開できる時代です。しかしまだまだ地方の企業にとっては様々なハンディがあるのも事実です。

その中で、私が大きなハンディだと感じているのが「一流に接する機会が少ない」ということです。
そしてそのハンディが大きく影響しているのが、接客などのサービスではないかと思っています。

実は以前、ある社長さんから「スタッフの接客レベルがなかなか上がらない。何かいい方法はないか。」と相談を受けたことがあります。
私はその時に、「社長さんがどこかの接客で感動したことがあるなら、そこにスタッフさんを連れていってあげてください」と申し上げました。

それは社員教育も大切ですが、スタッフさんがお客の立場で一流の接客に触れて感動したら、スタッフさんの心の中の接客レベルが上がって、自然に自分が提供する接客のレベルも上がるという考えがあったからです。

これは私自身の経験でもあります。ある時に受けた一流の素晴らしいサービスに感動し、それが私の中で一つの基準のようになって自分の行動を変えてくれました。

東京など都会の接客は一流、地方の接客は二流などと言うつもりは毛頭ありません。東京でもひどい接客はいくらでもあり、地方でも超一流の接客はいくらでもあります。
しかし東京など都会は、激しい競争の中で磨かれているのでレベルの高い接客が多いのは事実です。
地方よりも東京など都会の方が、比較的容易に高いレベルの接客に触れることができるわけです。高いレベルの接客に触れることで、自分の中の基準が上がり、自分サービスのレベルも上がるという効果が期待できるのです。

こうしたことが、私が一流に接する機会が少ないのが地方のハンディだと思う理由です。

接客に限らず高いレベルのサービスを提供するには、そうしたレベルの高いサービスを経験することや知ることが大切です。
経営者の方、特に地方企業の経営者の方には、スタッフさんに一流のサービスを経験させるということを意識していただくと、良い効果が出ると思います。

投稿者プロフィール

株式会社きれい 代表取締役 柴田幸治
大手光学機器メーカー勤務後、経営コンサルタントとして2000年に独立起業。
旺盛な好奇心とちょっと変わったアイデア、幅広い人脈で、販売数100万個を超えるヒット商品や、海外のコンテストで世界一を獲得した商品などをプロデュース。
4つのきれい(くらし・かんきょう・からだ・こころ)を基にした独自のメソッドで、企業のCSR・商品開発・マーケティングを支援しています。

NPO法人ウルシネクスト理事長