隠れた資産を見つければ企業は劇的に変わります

とある製造業のコンサルをさせていただきました。

既存商品の売上げに苦労しているので、新商品を開発し、新しい販路も開拓したいというご相談。

ヒアリングでわかったこと。この会社の最大の強みはその製品の高いクオリティ。

高いクオリティを支えている加工技術、加工設備、人的な能力はとてもすばらしいく、これらをうまく活かせば、新商品の開発も可能ですし、これまでの実績で新しい販路も開拓できると確信しました。

しかし、加えて私が今回最も目をつけたのは、製造原料の調達力でした。

この会社の高いクオリティの製品を支えているのは、技術、設備などに加えて、良い原料が使われているということだと気がつきました。

良い原料を調達するには2つの要素が必要です。
一つ目は「良い調達先」の確保です。
二つ目は、それが本当に良いものかどうか判断できる「目利きの力」です。

この会社の目利きの力はとても高く、それが高いクオリティをしっかりと支えていました。

そして市場調査をしてみたところ、この材料の目利きの力は、現在はこの会社とは取引も何もない「ある分野の人たち」にとって、のどから手が出るほど欲しいものであることがわかりました。

この目利きの力は、この会社自身が気がついていない隠れた資産でした。
この資産をうまく使えば、本来の製品を作る事業とは別に、高い収益を生み出すことも可能です。

この会社では、隠れた資産を売り上げや収益につなげるというテーマで社内プロジェクトを組んで進めることになりました。

私はこの隠れた資産を見つけることを得意としています。
自分たちは当たり前すぎて気がつかないが、他者にとってはとても貴重で魅力的な資産を持っているというケースは多々あるものです。
私のコンサルでも、劇的に高い売り上げや収益につながった実績の多くが、この隠れた資産を見つけ、それを活用したことによるものです。

あなたの会社にも、そしてあなたにも隠れた資産があるはずです。
そこに意識を持っていってみましょう。

About the author: 株式会社きれい代表取締役 柴田幸治

メーカー勤務後、経営コンサルタントとして2000年に独立起業。 旺盛な好奇心とちょっと変わったアイデア、幅広い人脈で、販売数100万個を超えるヒット商品や、海外のコンテストで世界一を獲得した商品などをプロデュース。 秋田と東京に拠点を置き、全国を飛び回って企業経営のお手伝いと新ビジネスのプロデュースをしています。 日々の実践や気づきを記事にして発信しています。みなさまのビジネスのヒントになれば幸いです。