地震から1年の熊本を訪れました

熊本地震から約1年が経過しようとしています。

復興はまだまだ道半ば。
今、熊本はどんな状況なのか自分の目で確かめたいと思い、出かけてまいりました。

まず最初は、阿蘇の高森田楽保存会。
一昨年、地域の食文化を守ることの意味を学んだ所です。
幸いにもこちらは建物が倒壊するなどの被害は無く、道路の損傷で一時休業したものの、現在はしっかりと営業されていました。

美味しい田楽をいただきながら、まずはほっとしました。ただ客足は以前に比べれば減っているとのことで、田楽を通じて食文化を守る取り組みが続くよう、以前にも増した繁盛を願いながら、お店を後にしました。

次に向かったのは、阿蘇神社です。
数々の地震被害の映像の中でも、阿蘇神社の社殿などが倒壊している映像はショッキングでした。
東日本大震災で多くの建物が津波の被害に遭う中で、神社だけが残った地域がいくつもありますので、阿蘇神社が地震の被害をまともに受けたことは、ショックだったのです。

訪れた阿蘇神社は地震の爪痕があちらこちらに見受けられます。
重要文化財である楼門はシートで覆われて解体修理が進められていました。
一の神殿、二の神殿、三の神殿は柱などが損傷しているため、柵で囲まれて近づくことはできません。
倒壊した拝殿は完全に撤去されていますが、仮の参拝所が設けられていますので、ここで熊本の一日も早い復興を祈りました。

阿蘇神社はあと5年ほどかけて修復されます。
重要文化財は国の補助が受けられるそうですが、そうでない建物は自費で、その費用20億円以上と見積もられています。
阿蘇一ノ宮として地域を守ってきた阿蘇神社の一日もはやい再建を願って、わずかですが寄付をさせていただきました。

最後に訪れたのは熊本城です。
実は一昨年熊本城を訪れた際、その勇壮で華麗な姿に感動し、一口城主となりました。
一口とはいえ、城主。地震後の熊本城が気になっていました。

熊本城は石垣が崩れ、未だ多くの場所が立ち入り禁止となっていますが、城内の加藤神社から天守を最も近くで観られます。
加藤神社からみる天守は痛々しいものでした。土台の石垣は崩れ、天守の屋根の瓦は落ちたままです。一昨年、友人と天守に登ったことが嘘のようです。

一方で、熊本城はこれまで何度も災害と復興を経験してきています。まだまだ相当な時間がかかることでしょうが、再び復興を果たし、かつての勇姿を見せてくれることを願って、私もできることをしていきたいと思います。

投稿者プロフィール

株式会社きれい 代表取締役 柴田幸治
大手光学機器メーカー勤務後、経営コンサルタントとして2000年に独立起業。
旺盛な好奇心とちょっと変わったアイデア、幅広い人脈で、販売数100万個を超えるヒット商品や、海外のコンテストで世界一を獲得した商品などをプロデュース。
4つのきれい(くらし・かんきょう・からだ・こころ)を基にした独自のメソッドで、企業のCSR・商品開発・マーケティングを支援しています。