中小企業のCSRのポイントは地域コミュニティの安心

地域コミュニティの崩壊と再構築

人口減少、少子高齢化、都市と地方の格差の拡大、気候変動、グローバルな経済など、日本社会の構造変化については今さら述べるまでもありませんが、こうした変化の中で昔からの地域コミュニティは崩壊しつつあります。

かつては地域コミュニティの中で解決されていた子育てや高齢者の支援、日常の買い物、治安、文化伝統の継承といった機能が失われています。

個人、家族、職場、地域、国の関係性が変わる中で、持続可能な社会の実現するには、地域コミュニティをどう再構築していくかも大きな課題です。

地域の安心は住民の大きな関心ごと

地域に住む個人にとっては自分が住む地域が、安心して子供を産み育てられるのか、安心して老後を暮らせるのか、安心して仕事ができるのか、「地域の安心」はとても大きな関心ごとであることは言うまでもありません。

中小企業がCSRを進めるにあたって、大きなポイントはこの「地域の安心」です。中小企業の多くは地域に根ざしており、ステークホルダーも地域社会に数多く存在しています。

中小企業は地域社会におけるステークホルダーが抱える課題や期待に近い位置にいます。「対話」を通じてしっかりと把握し、自社の強みを活かして地域や行政と一緒に解決していく。そして地域コミュニティを再構築し、地域の「安心」を実現していく。

地域貢献は持続可能性につながる

地域コミュニティの安心に対してその企業の貢献度が高ければ高いほど、その地域にとって欠かざるべき存在となり、それは企業の持続可能性を高めることにつながります。

おすすめの記事