北欧フィンランドの世界的ブランドにみるコンセプトの大切さ

今、日本を含む世界中で絶大な人気のマリメッコ。
北欧フィンランドの企業であり、同社のブランドです。

カラフルで大胆で優しいデザイン柄が特徴で、ファブリック、衣服、バッグ、日用雑貨、インテリアなどの製品が世の中を魅了しています。

なぜマリメッコはここまで愛されるのか。
それを知りたいと思い、マリメッコ展に行って来ました。

会場にはファブリックを中心として、1951年創業から今に至る作品の多くが展示されています。
またこの60数年の間に活躍したデザイナーたちのインタビュー映像やスケッチ、ノートなどもあります。

様々な展示を見ながらマリメッコのデザインには一本の柱のようなものがあることを感じました。
時代と共にデザインも変わっています。デザイナーによっても変わっています。しかしこの柱はどの作品にも共通しています。

その柱とは何だろうと考えながら見ていて、ある説明文を見つけてこれだ!と思いました。

マリメッコのコンセプトは、「伝統的な家庭環境と、変化し続ける新しい時代の家庭環境との架け橋」である。

この説明から、マリメッコは昔からの伝統的なライフスタイルと、今の時代の新しい現代的なライフスタイルのどちらも大切に考えていることがわかります。

このコンセプトが連綿と続いてきたからこそ、時代やデザイナーが変わってもマリメッコはマリメッコなのですね。

伝統的なものを頑なに守っていては現代のライフスタイルに合わず人々に受け入れられない。
一方、伝統を無視して新しいものばかりになっては、これまで培ってきた歴史や文化、生活の知恵といったもが活かされずアイディンティティも失われる。
私はマリメッコのコンセプトを自分なりにこう解釈しました。

マリメッコ展、おおいに勉強になりました。

投稿者プロフィール

株式会社きれい 代表取締役 柴田幸治
大手光学機器メーカー勤務後、経営コンサルタントとして2000年に独立起業。
旺盛な好奇心とちょっと変わったアイデア、幅広い人脈で、販売数100万個を超えるヒット商品や、海外のコンテストで世界一を獲得した商品などをプロデュース。
4つのきれい(くらし・かんきょう・からだ・こころ)を基にした独自のメソッドで、企業のCSR・商品開発・マーケティングを支援しています。