つくる責任つかう責任と貧困・飢餓

SDGs12番めのゴールは「つくる責任つかう責任」です。人類は地球の資源を使って休むことなく、さまざまな生産をしています。そして同じようにそれを日々休むことなく消費しています。

現在、人類は地球1個が作り出してくれる資源やエネルギーに対して1.5個分を消費しています。この分だと、2030年には地球が2個必要になると言われています。

「つくる責任つかう責任」は、製造する側に対しては持続可能な方法での生産を、使う側には責任ある消費を求めています。作る側と使う側双方に対応を求めているのです。資源を無駄にしないことを双方に求めているとも言えます。

「つくる責任つかう責任」が最も象徴的に捉えられているのは「食品ロス」の問題でしょう。

国連WFPによれば8億2000万人以上が飢餓状態(2018年)です。しかも世界の飢餓人口は3年連続増加しています。こうした飢えに苦しみ命の危険にさらされる人々がいる一方で、大量の食品が捨てられている状況、資源を無駄にしている状況が存在します。

SDGsの1番めのゴールは「貧困をなくそう」2番めは「飢餓をゼロに」です。これらのゴールを達成するためにも「つくる責任つかう責任」の達成は重要です。

SDGsの17のゴールの順番は優先度ではありませんが、貧困や飢餓が命の問題だけではなく、紛争、テロ、疫病などの原因になっていることを考えれば、日本人にとってもこれらが決して他人事ではないことがわかります。

身近なところでは恵方巻を予約制にして売れ残りを無くす取り組みなど、この問題に対してさまざまな取り組みが徐々に活発化してきています。

私たちひとりひとりが意識を高く持って「つくる責任つかう責任」を果たすことが、貧困や飢餓の問題のみならず、安全、安心な平和な世の中につながると思います。

 

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