ステークホルダーとの対話の重要性

ステークホルダーとの関係構築

企業が社会的責任を果たしていく上での重要なプロセスとして、ステークホルダー・エンゲージメントがあります。

ステークホルダーは「利害関係者」という意味です。顧客、取引先、従業員、行政、地域社会、株主、銀行など、企業が経営していく上で関わりをもつ人たちです。

CSRはこうしたステークホルダーとの関係の上に築かれなくては意味がありません。持続可能な社会を実現するために、企業とステークホルダーが信頼とパートナーシップを構築するプロセスがステークホルダー・エンゲージメントです。

ステークホルダーとの対話

そのために企業としてはステークホルダーの期待、意見の相違などをしっかりと把握することが必要ですが、その方法が「対話」(ステークホルダー・ダイアログ)です。

ステークホルダー・ダイアログで大切なのは「対話」、つまり双方向コミュニケーションであることです。講演会のように一方の話を聞くだけ、どちらかが一方的に要求を突きつけるといったものはダイアログではありません。

ダイアログはセミナーやディベートやディスカッションではなく、オープンマインドで立場の違う相手の意見や視点を尊重し、そこから新しい社会課題の解決方法を探っていく創造的、協働的なコミュニケーションです。

得るものが大きいステークホルダー・エンゲージメント

こうしたダイアログを通じたステークホルダー・エンゲージメントは、大企業、中小企業に関わらず、またCSRのためだけではなく、社会が抱えている課題の把握、自社への期待と現状のギャップ、従業員の意識向上など企業にとって得るものが多い取り組みになります。

企業への社会課題解決の期待がますます高まる中で、積極的、意識的、戦略的にステークホルダー・エンゲージメントに取り組むべきだと思います。

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