吉田松陰の同志の戦略はビジネス戦略にも通じる

NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」を毎回観ています。

吉田松陰の妹である杉文が主人公です。

吉田松陰は松下村塾で知られる長州藩の武士で思想家。先生はわずか29歳で刑死していますが、明治維新、新政府で活躍した多くの人々に影響を与えた人物です。この方がいなければ、もしくはもっと長く生きておられれば、今日の日本の姿も変わっていただろうと思います。

今回、江戸東京博物館にて花燃ゆの特別展が開催されていましたので、見学してきました。

会場には松陰先生に関する資料の他、久坂玄瑞、高杉晋作、楫取素彦らの資料が多く展示され、幕末から明治ににかけての大転換期の雰囲気を十分に感じさせる内容でした。

松蔭先生が着用した裃、門弟のために書き残した留魂録、獄中でつけていたメモなど、先生が確かに現実に生きていた人なのだと感じさせる展示に時間を忘れて見入りました。

特に衝撃を持って見入ったのは、吉田松蔭絶筆です。
松蔭先生が処刑場への呼び出しを受けて書いた辞世の句です。死ぬ直前の肉筆にしばし釘付けになりました。
そのような時にも句を書き記せる。私にはちょっと想像しがたいものがあります。

決して志を曲げることなく、刑場のつゆと消えた松蔭先生。
しかしその志は多くの門弟たちに引き継がれ、世の中を変えていきました。

自分一人でできることは限られています。また今はできないことでも、数十年後ならできることもあります。
強い志を持って、その志を一にできる仲間を集め、育て、そして同志の力で世の中を変えていく。
吉田松陰先生のまさに「志」の戦略は、ビジネスにおいても最強の戦略となるのではないでしょうか。

投稿者プロフィール

株式会社きれい 代表取締役 柴田幸治
大手光学機器メーカー勤務後、経営コンサルタントとして2000年に独立起業。
旺盛な好奇心とちょっと変わったアイデア、幅広い人脈で、販売数100万個を超えるヒット商品や、海外のコンテストで世界一を獲得した商品などをプロデュース。
4つのきれい(くらし・かんきょう・からだ・こころ)を基にした独自のメソッドで、企業のCSR・商品開発・マーケティングを支援しています。

NPO法人ウルシネクスト理事長